日本の引越し屋さん

私は、小さい頃から両親の仕事の都合により、海外を転々としていました。同じ国の中でも数回引越しを経験しました。仕方がないとはいえ、自分の部屋の物を片っ端からダンボール箱に詰め、ガムテープを貼り、重たいそれらを部屋の隅まで持っていく作業がとても面倒でした。自分の部屋にも愛着が湧き、寂しい思いもしました。しかし新しい部屋に行くたびわくわくし、自分の好きなようにまた物を並び替えたりコーディネートするのが少し楽しくもありました。日本に帰ってからも、高校や大学に入学する度引越しをしました。現在住んでいるのは3つ目の家です。そして私の大学卒業も近くなってきたためか、両親は再び新たな引越し先を探しているようです。私にとって登校しやすいように、と色々と場所を考えてくれた両親にはとても感謝しています。このように、私と私の家族は何回も引越しを経験してきました。そのため部屋の隅には常に畳まれたダンボール箱が重なって置かれている状態です。私はこの経験を通して、日本の引越し屋さんがどれだけ丁寧か思い知りました。もちろん海外の引越し屋さんも丁寧ではありますが、安心感、信頼感はやはり日本が勝ります。実際、海外にいる時私が服を詰めたダンボール箱は2つほど行方が分からなくなってしまいました。両親の荷物も無くなってしまったものがあるかもしれません。両親は、本当に大切な物は自分たちの手で運んでいました。また、届いたダンボール箱の状態も、やはりあまり綺麗だとは言えなくなっていることもありました。そのため初めて日本で引越しをした時は驚くと同時に、さすがだなと感じました。両親の安心した顔も印象的でした。こういった場面でも日本人の仕事に対する誠実さ、お客様へのサービス精神を感じられ嬉しく思いました。

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